「インプラント」を検討している方へ

失われた歯を補う治療法には、「入れ歯」「ブリッジ」「インプラント」の3種類があります。入れ歯やブリッジは、他の健康な歯の支えが必要です。長年使っているうちに、入れ歯やブリッジを支えている歯に負担がかかり、抜歯となってしまうこと多々あります。当院は総合歯科医院ですので、どの治療法にも対応していますが、健康な歯を守るという意味で私たちがお勧めしたい治療法は「インプラント」です。

今、このページをご覧になっている方は、多くの歯がボロボロになっており、解決方法を探している方だと思います。

失った多くの歯をすべてインプラントで補おうとすると、費用も多額になります。当院では、インプラントの本数を抑え、すべての歯を入れる「All-on-4（オールオンフォー）」などの治療方法も用意しておりますので、お気軽にご相談ください。

当院のインプラント治療について、特長を紹介します。

人為的ミスを限りなくゼロに近づける「コンピューターインプラント」

当院では、「CT」や「コンピュータシミュレーション」を活用して、より正確で安全にインプラント手術を行う「コンピュータインプラント」を導入しています。正確なデータに基づいて施術するので、執刀医の経験やセンスだけに頼ることなく、人為的なミスが起こるリスクを限りなくゼロに近づけることができます。

CTによって骨の厚さ、神経や血管の位置が正確にわかります。このデータをもとにして、どのサイズのインプラントを、お口の中のどの位置に、どの方向に、どのくらいの深さまで入れればよいのか、専用のシミュレーションソフトが導き出します。

実際のインプラント埋め込みは、当然、人の手で行われます。万が一、手元が狂ってしまうことのないように、当院では「ガイド」を使用します。

ガイドは、シミュレーションソフトが導き出した理想の埋入位置をかたどった専用マウスピースです。実際の手術では、このマウスピースの穴に従って慎重にインプラントを埋め込んでいきます。

身体に負担をかけないインプラント手術

インプラント治療には、外科処置が伴います。外科処置といえば、「怖い」「痛い」「腫れる」「時間がかかる」などのイメージがあるのではないでしょうか。

当院では、これらのイメージを払拭する「切らない」「縫わない」「腫れない」「短時間で終わる」手術に対応しています。この術式を「フラップレス（無切開）治療」といいいます。

一般的な術式では歯茎を切開するので、処置後の縫合が必須となり、必然的に時間もかかります。これに対してフラップレスでは、そもそも歯茎を切開しません。縫合の必要もなく、治療後の痛みや腫れを最小限にすることができます。

「一般的な術式」と「フラップレス」の比較

	一般的な術式	フラップレス
歯茎の切開	必要	不要
処置後の縫合	必要	不要
痛み	ある	少ない
腫れ	ある	少ない
処置時間	比較的長い	1本につき10分程度

多くの歯を失った方へ朗報！　「All-on-4」という選択肢

「All-on-4（オールオンフォー）」とは、片あごにつき4〜6本のインプラントで、すべての歯を支える治療法です。

冒頭でもお伝えした通り、多くの歯を失った方がすべての歯をインプラントで補おうとすれば、費用は莫大になってしまいます。All-on-4では、上下のあごを合わせてもインプラントの本数が8〜12本で済むため、経済的な負担が軽減されます。

また、オペの当日にすべての歯が入るのも、All-on-4の大きな特長です。

以下、一般的なインプラント治療とAll-on-4との「比較」です。

眠っている間にオペが終わる「睡眠無痛治療」

当院では、「睡眠無痛治療（静脈内鎮静法）」という麻酔を行っています。点滴で鎮静剤を入れると、患者さんは半分眠ったような状態になります。施術中の痛みや不快感はありません。

ほとんどの方が「気がついたら治療が終わっていた」とおっしゃいます。歯科恐怖症の方や、嘔吐反射が強い方にはお勧めの麻酔方法です。

静脈内鎮静法は全身麻酔とは異なり、身体の負担も少ないのでご安心ください。ただし、当日は自動車やバイクの運転は控えてください。

※睡眠無痛治療は保険外の処置となります。

「世界トップブランドメーカー」のインプラントを使用

インプラントメーカーは国内外を合わせると150社から200社にもなると言われています。
当院ではその中でも評価の高い「ストローマン」「ノーベルバイオケア」「Zシステム」のインプラントを使用しています。

※医院によって、取り扱いメーカーが異なる場合があります。詳しくはご相談ください。

ストローマン

世界シェアNo.1のインプラントメーカーです。
シェアの高さは豊富な実績と高い品質の証でもあります。
スイス・ベルン大学の調査によると、手術の成功率が約97％、10年後の生存率が約98％と、高い信頼性が証明されています。

ノーベルバイオケア

ノーベルバイオケア社は、1965年に世界で初めてインプラント治療を成功させた最も歴史が長いメーカーです。
治療の成功事例も豊富で、40年以上もの間インプラントを使い続けた方がいることも報告されています。

Zシステム

スイスに拠点を置く、Zシステム社のインプラントです。
最大の特徴は金属を一切使用していないという点です。
金属アレルギーの心配がないので、アレルギー体質の方も安心して使用できます。

高い治療精度を支える「精密機器／オペ室」

精度の高いインプラント治療を支えているのが、各医院に備わっているオペ室や精密機器です。

オペ室

きちんと減菌されたオペ室は手術の安全性を高めます。

CT

あごの骨の形状や神経・血管の位置などを立体的に把握できます。
フラップレス治療が行えるのは、CTを活用することで、お口の中の状況が詳細にわかるからです。

コンピュータ

シミュレーションソフトで治療計画を立てることで、安全なインプラント手術を実現します。

マイクロスコープ／高倍率ルーペ

マイクロスコープや高倍率ルーペは、歯科専用の顕微鏡／拡大鏡です。患部を何倍にも拡大して見ることができるので、治療精度が飛躍的に向上します（マイクロスコープを設置していない医院もあります。ご了承ください）。